放流ヒラメは釣れるのか?

おそらくサケ稚魚の次に放流が盛んなヒラメ。

確認したところによると、1990年代からヒラメの種苗放流は盛んにおこなわれるいるらしく、高級魚にもかかわらず比較的育てやすく、成長も早いことが主な理由の様です。

宮城県内でも毎年、県が20万匹ほどのヒラメの放流を行っているようですよ。

 

そんなわけで、今回は放流ヒラメについて調べてみました。

 

放流ヒラメの見分け方

天然、放流ヒラメの見分け方ですが、ヒラメを裏返しにしてみて白い腹に黒い斑点があると、それは放流された個体だそうです。

 

なんでも、卵が孵化したあとの水槽での飼育下でヒラメにストレスがかかることで、斑点が現れるそうですよ。不思議ですねー

 

放流ヒラメは釣れるのか?

こちらの資料を確認すると、東北地方で放流されたヒラメの稚魚の数は、2013年時点で154万匹だったようです。

そして、資料6ページの「(8) 種苗放流効果」を確認すると、毎年の漁獲されたヒラメの漁獲量の約1割は放流ヒラメだそうです。

 

当年に生まれた天然ヒラメの稚魚の数が少ない場合、放流ヒラメの漁獲割合は増えるそうで、少なからず私たちが釣っているヒラメも放流された個体が混じっているということですね。

 

ちなみに私が2016年に釣ったヒラメはすべて天然みたいでした。

放流ヒラメのお味は?

一般的に放流ヒラメは、天然ヒラメと比べて市場価値は低いそうです。

 

では、その味に違いはあるのでしょうか?

 

放流ヒラメと天然ヒラメの身の成分の違いを研究した茨城県水産試験場の研究資料がありました。

 

試料中のグラフをご覧のとおり、うまみ成分と知られているアミノ酸の含有量は、放流ヒラメと天然ヒラメではまったく差は見られません。

 

まぁ考えてみれば、孵化から幼魚までは人工的に育てらていたとしても、
その後の環境は天然ヒラメと同じなのだから、味に違いがあるなんて思えないで
すよね(笑)

 

そうしたら、放流ヒラメの市場価値が低いのは裏の斑点による見てくれが悪いことが理由なのでしょうか。だとしたら、味は天然ヒラメとも変わらないのに残念ですね。

 

 

参考資料:

茨城県水産試験場 『ヒラメの放流再捕魚と天然魚の肉質に差があるか?』

東北区水産研究所 『平成27(2015)年度ヒラメ太平洋北部系群の資源評価』

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