仙南サーフのヒラメの推定数

あなたも一度は、「この仙南サーフにはどのくらいのヒラメいるんだろう?」と考えたことはありませんか?

今回は東北区水産研究所が公表している「平成27(2015)年度ヒラメ太平洋北部系群の資源評価」から、宮城県を含めた太平洋北部の海域のヒラメの資源量予測の内容をご紹介したいと思います。

 

まず、本資料をざっくりと説明します。

 

2006年から2013年の宮城から茨城までの海域で獲れたヒラメの数から、その海域に棲むヒラメの資源量)を推定したらしいです。

 

それではでは、そのヒラメの推定数を見てみましょう。

 

1ページの「要約」の文中に、2011年以降のヒラメの生息数は約1万9千トンを推移しているらしいです!

 

・・・はい、桁が大きすぎてピンと来ないですよね(笑)

 

詳細を確認すると、2013年については尾数にして約1450万匹だそうです!

 

ちなみに太平洋北部のヒラメの分布域について興味深い文章があります。

 

標識放流の結果では岩手県や青森県沿岸で放流されたもの は北に移動する傾向が強く(石戸 1990、後藤・佐々木 2015)、宮城県や茨城県沿岸で放 流されたものは逆に放流地点よりも南で再捕される傾向がある(二平ほか, 1988)。これらのことから、太平洋北部系群は岩手~青森県と宮城~茨城県の2つの群に分かれている可能性が指摘されている。

「2.生態」の文中から引用

 

どうやら太平洋北部のヒラメ分布は岩手以北と宮城以南で分かれているらしく、「青森・岩手」と「宮城~茨城」の2つの地域で分けた漁獲量は年毎の増減に差異があるそうです。

 

この推測が当たっているとすると、16ページの各県ごとの漁獲量(2013年は約48%の漁獲量を宮城が占めています)を見ても、1450万匹中の大多数のヒラメが宮城県周辺の海域に生息していると言っても良いのではないでしょうか。

 

さすが、全国的にも有名なヒラメの聖地ということですね!

参考資料:東北区水産研究所『平成27(2015)年度ヒラメ太平洋北部系群の資源評価』

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